こんにちは。愛知つのだ産業医事務所株式会社の産業医角田拓実です。

多くの職場において、腰痛は悩みの一つであり、その原因は日常の仕事の動きや姿勢に関連しています。

腰痛の発生場所としてはオフィス以外にも工場、介護現場、ドライバー職と多種多様な職場で発生するため現代病の一つと言えるでしょう。

腰痛は、長時間の同じ姿勢や重いものを持ち上げるときの不適切な方法など、さまざまな原因で起こります。この記事では、職場での腰痛を予防するための方法について、産業医としての視点で紹介します。

 正しい姿勢の維持

  • 長時間同じ姿勢でいると筋肉に過度な負担がかかり、腰痛の原因となります。定期的に姿勢を変えるか、立ち上がってストレッチすることを推奨します。
  • 座るときは、背中が椅子の背もたれにしっかりとついていることを確認し、足は床にしっかりとつけるようにしましょう。

適切なリフトアップ

  • 重いものを持ち上げるときは、腰を曲げずに膝を曲げて持ち上げるようにしましょう。
  • 重たい荷物は2人で持ち上げる、またはキャリーカートを使用することを考慮しましょう。
  • できることは費用が掛かりますが自動化することも手です、介護現場ではリフターといった装置を使うことで腰痛を防ぎ離職率を下げるよう努力をしていることも多いです。

職場環境の改善

  • デスクや椅子の高さが適切かどうかを確認しましょう。
  • フットレストや腰をサポートするクッションの使用も考慮すると良いでしょう。
  • 画面に映る光の反射(グレア)によっても全身の負担が上がりますので画面の場所やグレアシートを張るなど対応を進めましょう。

定期的な運動

  • 筋力を強化し、柔軟性を保つために、定期的に運動をすることが推奨されます。
  • 特に腹筋や背筋を強化する運動は、腰痛予防に効果的です。
  • 職場で運動する機会を提供することもお勧めです。

ストレッチの実践

  • 作業の合間に短時間のストレッチを取り入れることで、筋肉の緊張を緩和し、腰痛の予防に役立ちます。
  • 厚生労働省が作った腰痛対ソなどを職場で実施するのも非常に有用です。
  • 一般的なラジオ体操を行うことでも十分効果はあがります。

まとめ

腰痛は予防が重要です。日常の小さな工夫や習慣の変更で、腰痛のリスクを減少させることができます。健康な体で仕事を続けるために、上記の予防策を実践してみてください。

職場での取り組みを進めることで全体的な改善を狙うこともできます。事業者や担当者はぜひ資料などを読んでいただきステップアップしていただければと思います。

何か質問や相談があれば、お気軽にお問い合わせください。御社の腰痛予防に関してもアドバイスができると思われます。

愛知つのだ産業医事務所株式会社 産業医 角田拓実