こんにちは愛知つのだ産業医事務所株式会社の産業医角田拓実です。

今回は質問でよく聞かれる「産業医は医師なのか?」という質問に関して解説を行っていきます。

1000人規模の会社では産業医が社員として常駐しているところもあり立ち位置が分かりづらいところもありますが説明をしていきます。

結論は産業医は医師免許を持っています

結論として産業医は医師免許を持っている医師です。

産業医の資格取得へのルートはいくつか存在していますが、そのどのルートも医師免許を持っていることが前提となります。

例えば労働衛生コンサルタントという国家試験が存在します。

これに合格した者は労働衛生コンサルタントになることができます。

この際に医師免許を持っているものは労働衛生に詳しいものと認められれ「産業医の資格」を得たことになります。

医師免許がない場合は単純に労働衛生コンサルタントのみで産業医ではない状態になります。

産業医は医師ならではの仕事ができる

したがって産業医はすべからく医師になります。

医師として従業員の健康管理に責任を負うことで仕事を行っているのです。

例えば健康診断の就業判定や長時間残業に関わる面談のリスクチェックなどは現状医師の専門性でしか業務を行うことはできません。

もちろん産業医以外で担うことができる仕事もありますのでこの辺りはチームワークで業務を行っていくことが今後の流れではないかと考えています。

まとめ

産業医が医師であることの説明を行いました。

産業医は医師であり医学の専門家であるため、その能力・技術を活用し職場の健康管理に取り組んでいます。

こういった視点をもって産業医を活用するとより快適な職場環境を目指すことができるでしょう。

愛知つのだ産業医事務所株式医会社 産業医 角田拓実