こんにちは愛知つのだ産業医事務所株式会社の角田拓実です。
今回は健康経営エキスパートアドバイザーの資格を取得するまでにかかった期間とそれぞれの時期の勉強内容を紹介します。
結論からお話しすると私の場合は1.5カ月の勉強で合格することができました。
もちろん私は以前から健康経営へのコンサルティング業務を行っていますのでまったくの初学者の方には当てはまりませんが参考にしていただければ幸いです。
まずは例題50問を3周した
受験勉強の王道として過去問を解くというステップがあります。
例題を解いていくことで問題の難易度や出題範囲を把握していきます。
この時点での点数は気にせず気軽に解いていただければと思います。
またこの例題は引き続き使用するためコピーをしっかりとっておくことが重要でしょう。
出題範囲をテキストにマーカーでチェック
次に例題を参考に出題範囲をマークしていきました。
出題範囲はテキストの隅っこからも出てきますので読み込む必要がありますが、まずは例題で出現した範囲をカバーすることが大切です。
出題された部分が一目で分かるようになりますので個人的にはお勧めです。(蛍光マーカーの使用の是非はありますが。)
ここまでで約2週間くらいでした。
細かな知識を覚えていく
健康経営エキスパートアドバイザーの試験は例題になかったような細かい内容を聞かれることがしばしばあります。
コンピューターを使用したランダム出題(CBT)なので自身の経験になってしまいますが「そこがでるんですか?」という印象の問題もありました。
ですので、テキストをしっかりやりこむ必要が出てきます。
テキストはかなりの量になりますのでしっかり理解+暗記していく必要があるでしょう。
ここはかなりやりにくいところですが8割の点数を取るためには必須の部分なのでできるだけ覚えていくようにしましょう。
私はここの部分にだいぶ比重を書けたと考えます。3週間くらいは時間があるときは読み込んでいました。
労働法に関して学ぶ
労働基準法や労働安全衛生法の部分に関しては私は基礎があったため勉強時間としては少ない状況でした。
しかしながら、労働法の部分も比較的出題される部分であり、テキストに載っている内容だけでは不十分なところがありました。
何かしらのテキストを購入して勉強することをお勧めします。
個人的には「第1・2種衛生管理者」の試験が重複する印象がありますので過去問を1冊買って勉強してみることをお勧めします。
最後は最初に解いた例題を解きなおす
最後は例題を解きなおしていきます。
この段階ではほとんど覚えている内容になっていると思いますが、復習をすることで実際の試験の感覚を取り戻していきます。
本番では例題の類題も出題されている印象でしたのでしっかり問題文を呼んで回答できるとよいと考えます。
まとめ
健康経営エキスパートアドバイザーの試験は8割得点かつ例題が限られているため対策のしづらい試験ではあると考えています。
しかしながら付属のテキストが大きなベースとなるためしっかりと時間をかけて習得していけば決して受からない試験ではありません。
健康経営において必ずしも資格が必要ではありませんが試験を通して学んだ知識は必ずクライアント様への支援につながると考えます。
この記事を参考にぜひ健康経営エキスパートアドバイザーの試験を合格していただければと思います。
愛知つのだ産業医事務所株式会社 産業医 角田拓実