ワクチン接種後の心筋炎が話題です。

こんにちは。

新型コロナウイルスワクチン接種後の副作用は様々ですが、近ごろ報告されているのが心筋炎です。

職域接種・地域接種が進む中で副作用を心配されている方も多いのではないでしょうか?

心筋炎とは

心臓の筋肉に炎症が起きてしまう病気です。今回のワクチンと心筋炎発症のメカニズムは現在わかっていません。

心臓に炎症が起きるとなにがおきるでしょうか?

心臓に炎症が起こると心臓の機能が低下しうまくポンプとしての機能を果たせなってしまいます。

結果として血液を体に送ることができず、いわゆる心不全の状態になってしまいます。

循環器学会より声明が発表

そんな不安が広がる中、この度日本循環器学会がワクチン接種後の急性心筋炎に関して声明を発表しました。

こちらのリンクから日本循環器学会の声明を確認することができます。

日本を代表する学会からの声明です現状信頼性に関しては非常にたかいと考えられます。

声明のポイントは

今回の声明のポイントとしては

・コロナウイルスに感染して起こる心筋炎に比べワクチンによって発生した心筋炎・心膜炎は比較的軽症

・心筋炎の起こる発症率はワクチン自体よりコロナウイルス感染自体の発症率より低い

・コロナワクチンの接種後に胸に違和感・息切れが起きた場合は医療機関を速やかに受診する

・現段階ではワクチンを受けることを推奨している

ということでした。

学会の解釈としては現状デメリットよりメリットが多いと判断しているようです。

一方で、胸や呼吸の症状が出た場合は速やかに医療機関を受診することを進めています。

万が一症状が出現した場合は速やかな受診が必要です。